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浪人して国立医学部に入学した勤務医の受験期
私の人生において大学受験は(苦労したため)かなり思い出に残っています。
家庭の事情で私立大学は行けませんでしたので、センター試験はかなり重要です。あまり緊張はしませんでしたが、いい意味で高まっていたと思います。当日の電車の中で聞いていた曲、昼食で齧ったカロリーメイトの味、全て鮮明に記憶に残っています。国家試験の10倍は張り詰めていたと思います。
センター試験(共通テスト)は問題の難易度は低めでも、時間を少なくすることで高得点が取りづらくなっています。私のような凡人は本気で取り組まないと点が取れませんから、必死こいて早く解答する練習していました。
社会
私は政治経済を選択していました。今は倫理もやらなければいけないみたいですね。政治経済は結構好きな科目でした。今は分かりませんが当時は一問一答的に答えられるので、いいウォーミングアップでした。9割くらいで常に安定していたので、心配はありませんでした。
国語
鬼門です。時間をかけても点数が伸びにくいと感じていたので、古文、漢文を少しやる程度であまり勉強しませんでした。過去問や模試では7割〜9割でかなり変動がありました。本番は確か150点くらいで、下振れでした。
英語
あまり得意ではありませんでしたが、努力で点が取れる科目と感じていました。本番は180弱くらいでした。
余談ですが、医師になると国際学会で英語で発表をすることもあります。私は発音が悪いせいか誰からも質問が来ませんでした。もっとリスニングや発音の勉強をしておけばよかったと後悔しています。
理科
私は化学と生物でした。好きな科目でしたので安心して受けられました。模試や過去問は9割強で安定していたのですが、化学で失敗して87と悔しかったことを記憶しています。生物は9割くらいでした。
数学
一番好きな科目ですが、一番の難関です。数学は途中でつまずくとその後全て失点してしまうので、数学が得意な人でも注意が必要でした。正月明けのこの時期は数学の過去問をコンビニでコピーして、時間を測って本番になるべく近づけて解いていました。
予備校講師に勧められて数学の時短テクが詰まった薄い本を買った記憶があるのですが、あれはなんだったのか。全く記憶に残っていないので、本当に姑息的なテクニックだったのでしょう。
本番は、数学は197でした。
合計
合計点数は812点と記憶しています。目標の9割の目標をクリアでき、自己採点中興奮で叫んだのは良い思い出ですね。医学部受験は9割取れればほぼ確定と言っても良いので、2次試験に向けてメンタルも安定します。
医学部目指して努力している方々が報われることを願っています。