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私は献血が趣味です
私は高校生の頃から趣味で献血をやってきました。
きっかけは、高校を自習休講し原付免許を取りに行った時会場に献血カーが来ていたことです。こんなに簡単にできるならと興味本位でやってみました。15分くらいで終了し、無事原付免許も取得したこともあり充実した気分で帰宅した事を良く覚えています。その後は空いた時間があれば献血に行くようになりました。
私の献血の思い出と、献血するメリットについて説明します。
私の人生と献血
高校
3年間で15回くらい行きました。飲み物が自販機から飲み放題でなことは高校生としては驚きでした。高校生なので200ml全血しか出来ないのが歯痒く感じていました。あの頃は今よりもお菓子やアイスが豪華だったような・・・10回で貰えた記念品のお猪口は嬉しかったです。
浪人時
2年間で20〜30回くらいは友達といい息抜きとして行っていました(18歳以上は成分献血ができるため、献血の間隔が2週間と短くなります)。浪人生という世間的には何の立場もない中、社会の役に立っているという感覚を得ることが出来るのは、私のメンタルに良く働いていました。早く医師になって働きたいと思いを強く持って血を抜いていました。
大学
少しペースが落ちて、6年間で30回くらいでした。合計50回を超え銀のお猪口がもらえました。調べると今はお猪口はないようですね。使い道はあまりないので実家に送ってましたが、探せばあるのかな。
医師になってからは更にペースが落ち、最近ようやく100回を超えました。
世間にはもっと献血に協力している方いますが、100回まで継続できたことは我ながら誇らしく感じています。何故ここまで続けられたかというと、もちろん続けるに見合うメリットがあるからです。
献血するメリット
1.自己肯定感が増す
誰かの役に立つということは、自分をかなり幸福にしてくれます。世の中には無償のボランティアを偽善や自己満足と揶揄する方もいますが、あまり本質的ではないと思います。ボランティアはそもそも自分が満足するために行う事です。
病院では輸血は日常茶飯事で行われています。献血によって得られる患者のメリットは世間の認識よりも圧倒的に大きいです。100%他人のためになる行動はあまり多くありませんが、献血は数少ない他人と自分を幸せにする方法です。
自分が幸せになるために、献血を利用するメリットは多いにあります。
2.カフェとして利用できる
今はコロナのため長時間滞在することは望ましくありませんが、私は昔はよく献血ルームで読書をしていました。流石に参考書を広げて勉強する勇気はありませんでした。
飲み物が無料で飲み放題なので、お金のない学生にはありがたいです。
3.無料の健康診断になる
献血するためには血圧と血液検査の項目で基準を満たす必要があるので毎回測定します。
後日、血液検査の結果を教えてくれるのですが、コレステロールやγGTPも項目に含まれているので、簡単な健康診断としても利用できます。私は最近血圧がやや上昇傾向なので、食事や運動を気をつけるようになりました。お酒もよく飲んでいましたが、肝機能も正常だったので安心して飲むことができました。
最後に
献血の針は18G(昔は17G:1.4mmともっと太かったという・・)と少し太いので痛いですが、それ以上に自分にとってメリットがあるので本当におすすめの趣味です。
これからも空いた時間で献血に行きたいと思います。死ぬまでに200回は行きたいですね。