医学部受験

医師という職業の魅力

国立大学を卒業し、勤務医として働いています。医師は激務だ、コスパが悪いなどと言われますが、私にとって医師は天職と感じています。人に喜んでもらえ、自分の成長につながり、生活に困ることがない、これ以上の職はないと日々感謝をしながら診療を行なっています。

私の尊敬する竹内均氏は「自己実現とは、①自分の好きなことをやって、②十分に食うことができ、③のみならずその結果が他人によって高く評価されることである。」と著書で何度も述べています。職業を選択する際は、この3つを十分に満たすことができるか自分の心と向き合う必要があります。

医師という職業は、真面目で優しい人にとって最良の職業であると思います。何故医師が一生を捧げるに値するか考えてみました。

目次

人の幸せのためになる

人は自分のために何かするよりも他人に何かしてあげる方が喜びを感じると言われています。

学生の頃はもっと遊びたい、眠りたいと自分の欲求ばかり追求してきましたが、医師として働きはじめ、その言葉を実感しています。

どれだけ疲弊していても患者さんからの「ありがとう」という言葉を聞くと本当に幸せになり、苦労が報われる気持ちになります。


人の幸せのために自分の技術、知識を発揮できるのは、医師ならではの特権だと感じます。

常に成長できる

医師は常に最良の治療が提供できるように勉強しなければなりません。

私は医師になるまでは勉強は受験のために必要に迫られて努力して行うものでしたが、いざ現場で働いていると自然ともっと患者のために成長したいと感じるようになりました。

新しい知識や技術を身につけ、患者さんに還元できる成長を実感できるということは、何よりの喜びです。

働きながらも、常に成長を感じることができることも医師の魅力です。

生活に困ることがない

医療費の逼迫や医師の増加に伴い以前ほど高収入ではなくなっていくと感じていますが、収入は保障されていますので一生生活に困る事はないでしょう。

座っているだけで時給1万円のアルバイトは普通はありあえませんが、医師免許があれば簡単に見つけることが出来ます。

選択肢が多い

臨床研修の後の医師の働き方は様々です。臨床医、研究医、技官などに大別され、臨床医としても一般的な病院勤務医以外に病理医や産業医などさまざまな働き方があります。

開業して個人事業主や法人を作ったりも出来ますし、かなり選択肢があります。

時短勤務も容易で科によっては子育てとの両立もしやすいため女性にとって働きやすい職業です。

最後に

医師は他の職業に比べてメリットが多く、医師になることは再現性高く幸せになれる方法の1つであると考えます。

大学受験、医師国家試験を乗り越え医師免許を手に入れればいくらでも自由な働き方ができます。道半ばで努力を辞めてしまう人を多く見てきましたが、1人でも多くの人の努力が報われることを願っています。

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