勉強

読書は幸せの十分条件

タイトルは省略しすぎました。極論ではありますが、「読書が好きであることは、幸せな人生を送ることの十分条件」であると思います。
読書ほど、お金がかからず、時間、場所を問わずにできる娯楽はありません。
今はKindleを使えばタブレット一つでいくらでも本が読めます。サブスク契約をすれば1ヶ月980円で読み放題できます。本当にいい時代になったと思います。
私は働くことが大好きですが、この先たとえ医師の資格を失ったとしても、病気でベッドから動けなくなったとしても、読書が楽しめるのであれば幸せに生きられる自信があります。読書にはお金がかからないので、生活費について計算したところ、読書が趣味の私は生活保護の支給額だけでも十分幸せに生活できることがわかりました。子供にも読書が好きになってほしいので、どうしたら良いか模索中です。

目次

初めての読書〜幼少期

私は子供の頃から読書が好きでした。きっかけは3歳の頃に両親がドラえもんの漫画を買ってくれたことです。幸いなことに家にはたくさんの絵本があり、好きな本を何度も読んでいたことを覚えています。
中でも好き本は、ぐりとぐら、からすのパンやさん、腹ペコ青虫、など食べ物が美味しそうに描かれているものでした。私は食いしん坊な子供だったようです。 
小学生になると祖父にコロコロコミックを買ってもらうのが毎月の楽しみでした。基本的に外で遊んでいましたが、毎朝10分ある「読書タイム」には図書室にあることわざ辞典やズッコケシリーズを読んでいました。
小学校中学年になると、週刊少年ジャンプを周りが読むようになり、私も読み始めました。漫画が大好きになり、誕生日やクリスマスは大量の漫画をプレゼントしてもらっていました。漫画喫茶の存在も知り、いくらでも漫画が読めることに興奮したことを今でも鮮明に覚えています。ここで私の読書スピードが鍛えられました。図書館の存在も知り、図書室にはない小説や雑学の本を借りて楽しんで読んでいました。

中学生〜研修医


中学生になり、自己啓発本にハマりました。勉強で1番になるために睡眠時間を削ってみたり、英語の勉強法を模索してみたりしたい時期でした。色々な啓発本を読むために少し離れた図書館にも自転車を走らせてました。この頃竹内均氏の本と出会いました。学問を愛し勤勉に生きる竹内氏を人生の参考にしたいと思うようになり、彼の本を図書館にあるだけ読んでいました。彼の考え方、生き方は現代に生きる私の生活にも活かされる点が多くありますので、今後竹内氏の記事も書きたいと思います。

高校生以降は目の前のことに夢中になってしまい、読書の余裕がありませんでした。
高校〜浪人時代は大学受験のために趣味は全て封印していました。
大学時代は今しかできないことをしようとサークルやバイトに励んだり、友人と旅行したりと一般的な大学生になろうと努めて振る舞っていました。
研修医時代は忙しすぎました。
10年以上読書せずに生きてきたことを今では後悔しています。

現在

後期研修に進んで、生活に余裕ができてやっと自分の気持ちに素直に向き合うことができました。今では物理や地理など様々な事を楽しんで勉強しています

私のkindleライブラリを一部公開します。


私は読書が好きです。読書好きというと地味でつまらない印象を与えるかもしれませんが、やっと胸を張って読書が好きと言えるようになりました。

新しい知識を得ることは新しい自分になることです。仕事のために知識をつけそれが診療に活かされることも好きですし、日常には役立たなくても、学ぶこともそれ自体が楽しいです。日本はこれ以上豊かにはならないかもしれませんが、私は衣食住整って読書さえできれば幸せに暮らしていけます。

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