医学部受験

医学部合格のために最もコスパが良いのは『受験コンサルタント』


医学部合格のために求められる学力は高いです。一生懸命勉強しているのに高校の授業のみでは模試の成績が悪い場合や、浪人してしまった場合は中々自分の力だけでは合格に必要な学力を身につけるのは難しいでしょう。
私は高校の3年間、自分のやり方に固執してしまい塾に通うという選択肢はありませんでした。自分の身の丈に合っていない問題集に手を出してしまい、無駄な時間を過ごしてしまいました(詳細は私の受験記を見ていただけますと幸いです。)
1浪時にやっと基礎の大切さに気づき、2浪時には大手予備校に通い体系的に授業を復習することでやっと合格しました。もし高校生のうちに適切な勉強をしていればもっと早く合格していたかもしれませんが、受験生の立場で自分の成績を客観視し膨大な教材の中から適切なものを選択することは難しいです。

受験にとって最も必要な能力は自学自習の能力です。どんなに素晴らしい授業や家庭教師をつけても自分で机に向かって勉強することが出来なければ合格することはできません。参考書や教科書の自習だけで東大や医学部に合格できる方もたくさんいます。自習のみでうまくいかない場合のみ、塾、家庭教師、個別指導などを補助的に使うことが必要です。それでは、何を選ぶのが1番良いのでしょうか。

目次

塾vs家庭教師vs個別指導

家庭教師 個別指導 受験コンサルタント
映像、音声による講義 ✖︎
個々に合わせた指導 ✖︎
勉強計画のマネジメント
料金
自習室 ✖︎ ✖︎
集団の中で比較できる ✖︎ ✖︎ ✖︎

形態による比較を表にまとめてみました。重複する要素もありますが、
塾・・・講師が授業を行うことが特徴。体系的に授業を聞ける。自習室があり、料金が比較的安いのが特徴。
家庭教師・・・個別に講師が自宅で指導することが特徴。時間あたりの料金は高い。基本的に大学生のアルバイトが行う。
個別指導・・・塾に通うが授業はなく演習や質問対応を行うことが特徴。料金は比較的高い。


自学自習にはない要素として重要なのは、

  • ①映像、音声による体系的な講義、
  • ②個々に合わせた指導、
  • ③勉強計画のマネジメント

です。

塾による講義のデメリット

私の考えですが、塾の強みある講師が授業を行うというスタイルは、今後廃れていくと思います。スタディサプリを実際に契約して講義を聞いてみましたが、1ヶ月1000円程度のクオリティとしては十分すぎるものでした。Youtubeで見ることができるTry ITに至っては無料です。まだ玉石混交感はありますが、今後さらに洗練されていくことを考えると、駿台や河合塾のように実際に講師が授業をする形態は無駄が多いように感じます。分からないところを聞き直したりできませんし、速度を調整することもできません。

個々に合わせた指導


分からないことを質問に行ける環境は大事です。同じ教材を使用していても学習の効率に差が出るのは、個々の学習背景によって必要な知識は異なるからです。一人一人分からない理由が異なるので、個々の背景を理解した指導ができることが望ましいです。

塾でも講師に質問に行けますが、丁寧な指導を受けるのは難しいでしょう。個別指導や家庭教師は丁寧な指導が受けられるのが特徴です。

勉強計画のマネジメント


受験は戦略が重要です。受験までの勉強計画を立案し、模試の成績に応じて計画を修正していくことが必要になりますが、大手予備校では全くやってくれませんでした。
個別指導塾では勉強計画を売りにしているところもありますが、指導者の手腕によるところが大きいと思います。全国展開している塾だとアルバイトに丸投げしているところもあり、同じ塾でも当たり外れが大きいのではないでしょうか。家庭教師は、基本アルバイトになりますし、教科ごとの指導になるため、勉強計画全体をマネジメントすることは難しいでしょう。
医学部専門予備校という形態もあります。実際に通ったことはありませんが、おそらく上記3つをくっつけたものと想像します。授業もするし、一人一人の計画も立て、必要に応じて個別指導も行うなど細やかな対応をしてくれるのでしょう。デメリットとしては料金が非常に高いことです。年間500万円かかることもある様です・・・開業医の子供くらいしか通えない気がします。

受験コンサルタントがおすすめの理由

コンサルタントとは、改善のためにアドバイスを行う人のことです。

なぜ「コンサルタント」という形態が最もコスパが良いかというと、上記全てのいいところのみをカバーでき、料金を最小限に抑えることができるからです。
実際に何をするかというと、

  • ①勉強計画の立案
  • ②週に1時間程度進捗や質問対応をZoomで行う

の2点です。適宜計画は修正していくことで、個々にとって最適な勉強が出来ますし、質問対応も可能です。講義を行うわけではないので、無駄に料金がかかることもありません。

メリットとデメリット


メリット
①Zoomなどオンラインでできること。実際に塾に通うわけではないため通学の時間、設備費用がかからない
②一貫して受験までの勉強計画を管理してもらえる
③自学自習で理解できないことを質問できる環境がある

デメリット
①自学自習の習慣が必須
②基本的に一人で勉強するため強靭な意志が必要

実際に私は医学生の頃医学部志望の高校生の家庭教師をしていました。科目は数学のみでしたが、英語、理科の質問も受け付けていました。模試や学校のテストも結果を見せてもらい、受験校の相談や、やった方がいい参考書のアドバイスも行い、週に2時間の指導時間でしたが、医学部受験コンサルタントをして合格させた経験があります。
受験業界は私が受験生の頃から変化しています。私の頃はネットで講義を見られる環境はありませんでしたが、今はステディサプリやTry ITで勉強することが出来ます。あとは受験に精通したコンサルタントを必要に応じてつければ費用を抑えながら医学部に合格することが出来ます。

最後に

私は指導経験はそこまで多くありませんが、同じく医師を志し努力している人の力になりたいと思っています。もし受験相談ありましたら問い合わせからお気軽にメッセージをください。

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