医学部受験

現役時の受験に失敗した理由

国公立医学部を卒業して勤務医として働く男の現役時の成績と反省(言い訳)

私は高校生の頃は、東大理学部に入り研究者になってノーベル賞が取れると本気で思っていました。地方の公立高校だったので、あまり情報もなく、塾に通うお金もなかったので、完全に独学でした。

東大合格体験記のような本を参考に授業も全て内職し、勉強していたのですが、成績は全く伸びず、東大は足切りの点数を取ってしまいました。

おそらく多くの学歴コンプレックスを作り出したであろう書

そもそも東大理IIIに受かるような人は、コツコツと積み上げた基礎の上で難しい参考書を使っています。私のような地方公立高校生がいきなり新演習や新数学演習をやろうとしている事はむしろ害悪であること現役時は理解できていませんでした。

反面教師としていただけるとありがたいです。点数は大体のものですのでご了承ください。

目次

国語

166点でした。

現代文はまあまあ出来ましたが、古文、漢文はフィーリングで解くという一番ダメなパターンです。いつかちゃんと勉強してみたいです。

数学

IA68点 IIB63点でした。

基礎問題が身に付いていない、典型的失敗受験生でした。新数学演習なんかより、学校で配られているチャート式をやっている方が100倍マシです。公式の理解も曖昧で、よく6割取れたと思います。数学に関しては取り組み方を変えることで、浪人時に劇的に伸びました。

理科

生物72点 化学80

生物は好きな科目だったのでずっと図表を読んでいた記憶があります。

化学は新演習の訳のわからない問題をずっと考えていたらある程度は伸びましたが、効率はかなり悪かったです。

社会

世界史 57

学校の授業で地理、日本史、世界史からしか選べなかったため、世界史にしましたが、一番の失敗でした。

教科書を読んでも全く意味が分かりませんでした。①医学部に合格した時と、②医師になってから再度読み返してみましたが、やっぱり何も理解出来ませんでした。私には合っていなかったのでしょう。政治経済は興味があったのか3ヶ月で9割取れたので、向き不向きで選択した方が良いと思います。

英語

163点 リスニング36

単語と文法の参考書は擦り切れるほどやったので、筆記はまずまず取れてます。リスニングは現役時何も対策していませんでした(何故?)。

合計

669/900 (74.3%) 東大理IIは足切りの点数で受験できませんでした。

基本的に努力の方向が間違っている高校時代を過ごしていました。

何故か後期試験合格した地方国立理学部に進学することになるのですが、医学部を目指すのはまだ先のことです。

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